BamBaBility
竹✖障がいを持つ若者の可能性
関西学院大学HPにて今回のビジネスコンテストでの活躍が掲載されました!以下のリンクを
共有させていただきます。
https://www.kwansei.ac.jp/s_policy/news/detail/20240913_SDGs_1
〈概要〉
SDGs未来ビジネス学生コンテスト2024
(主催:ひょうごSDGsオープンイノベーション)
企業課題部門、ソーシャル課題部門のうち、企業課題部門へエントリー
〈詳細〉
関西電力様のビジネスモデルのコンセプトによると、当たり前を支えるだけでなく、「豊かに」生きることも大切であるとされています。つまり、全ての人にさらなる幸福を届け、新しい当たり前を創造していくことが必要であると考えました。そこで、障がい者を持つ方々の働く場所や可能性が制限されているという問題、そして神戸市の課題の1つである放置竹林を掛け合わせることであるアイデアを考案しました。それは、「障がいを持つ若者によって作られた竹ランタンで消費者に防災をより身近に感じてもらうこと」です。障がいを持つ若者へ働きがいの発見・スキル定着により、キャリアのネクストステップにつなげることができます。さらに、近年地震等の災害の多い日本で、ランタンは、防災の意識をより高めることができ、家でのインテリアにもなります。
〈アピールポイント〉
災害・障がい者雇用・放置竹林の3つの異なる社会課題を包含し、全ての人のウェルビーイングを高めることができる可能性を内在している点であると考えます。本事業を考えるにあたり、常に私たちが念頭に置いてきたことは、「誰に何を届けたいのか」、「私たちの総政らしさをどのように表現することができるか」という点でした。先ほども述べたように3つの異なる社会課題を包含した本事業では、メンバーと議論を進める段階で、「本当に社会の求める期待に沿うことができるのか」、「これではアイディアを詰め込みすぎて誰に何を届けたいのかわからない」などアイディアの拡散からの収束が非常に困難であったと覚えています。しかし、ヒアリングやリサーチを行い、また自分たち自身でアイディアを何度もブラッシュアップしていくことで、社会の求めるニーズに応えることができたと思います。私たち総合政策学部の理念である「自然と人間の共生、人間と人間の共生」竹という古来より暮らしの一部として寄り添ってきたものをもう一度身近に感じていただき、また障がいを持つ方々、そして持たない方々、その垣根を越えて全ての人々が竹ランタンを通じて手を取り合うことができる、そのような総政らしさが溢れる事業が私たちの「BamBaBility」だと思います。
〈最後に〉
OBOG様・関西電力様を始め、本活動に関わってくださった皆様には大変お世話になりました。メンバー一同心より御礼申し上げます。結果として私たちが目標とするグランプリを受賞することができ、これも協力してくださった皆様のご支援あってのことと改めて感謝いたしております。今回の経験を単なる知識の蓄積としてとどめず、ゼミ内外で還元できるよう、また世界市民の一員として社会に貢献できるよう努めて参りたいと存じます。今後とも引き続き宜しくお願い申し上げます。